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自衛隊最新装備・10式戦車を見てきました

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 こなさんみんばんは。あてはまるテーマがなかったので「神社仏閣めぐり」になってるけど、まあお出かけネタということで。

 このブログではあまり言っていなかったのですが、実はあたくし数年前まで戦車のマニアをやっておりまして。最近はそれほど熱心に追いかけていなかったのですが、自衛隊の最新式戦車「10型戦車」が展示されると聞き、俄然戦車熱が復活したというお話なのです。

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 で、行ってまいりました。埼玉県は朝霞の自衛隊広報センターです。
 当日の客層は親子連れ3にマニア1という割合。この写真でもいかにもマニアでござい、という人がカメラ向けてますね。

href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120702/11/ameyamatelegraph/f0/25/j/o0800060012058235550.jpg">$雨山電信社報 雨山電信のブログ


 まずは館内に展示されている「90式戦車」の雄姿。映画やアニメでもよく出てきますね。
こちらの90式の製造は2009年で終了(とウィキペディアに)しており、現在は次の写真でお見せする10式戦車の製造に移行しているようです。

 というわけでいよいよ主役のご登場。

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 10式戦車。一見した印象として「小柄な戦車だな」と感じました。重量は44トン、全幅310センチ。これは90式の50トン、340センチと比較してもかなり小型軽量です。アメリカのエイブラムス戦車、イギリスのチャレンジャー戦車、ドイツのレオパルド戦車などが軒並み60トンを超えていることを考えると、先進国の中では最も小型軽量の主力戦車と言っていいでしょう。
 これは日本の国土や道路状況、兵器として実際に運用する(専守防衛)ことを十分に考慮に入れての設計であると思います。

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 車体側面より。砲塔全体を覆っているくさび型の部分は、おそらく全て装甲のブロックであると思われます。ガンダム好きな人ならアレックスのチョバム・アーマーと言えばご理解いただけるかと。足回りは90式によく似ていますが、やはり転輪一つ分小型化されていますね。

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 後ろから。この角度だとほとんど90式と区別つきませんね。ただ、砲塔後部に銀色の四角いパッドがつけられているのがちょっと印象的ですね。いったい何のためのパーツでしょうか。

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 おまけその1、74式戦車。さすがに40年近く前の車両なので、時代を感じます。でも今でも現役車両よ。

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 その2、75式155ミリ自走りゅう弾砲。見た目戦車とほとんど同じですが、こちらは後方の陣地から援護射撃を行うための車両です。ゴツい外見ですが、装甲は薄く重さは戦車の半分ほどしかありません。奥にはさらに小さな105ミリ自走りゅう弾砲。この辺まで行くとちょっと「かわいい」感じになってきますね。

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 おまけその3、120ミリ砲弾。90式戦車で使用されている120ミリ砲弾です。先っぽが妙に細くなっていますが、実際に飛んでいくのはこの針のような部分だけです。最近の戦車はとにかくアホみたいに丈夫なので、細い砲弾で突き刺すように貫く仕組みになっています。

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 最後にお土産。パッケージがちょっとしょぼい(笑)ですが、実際の自衛隊で使用されている戦闘糧食Ⅱ型(パックメシ)の民間販売品です。手前のピストルは自衛隊特殊部隊でも装備されているシグP228、のエアガン。

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 中身はこんな。パックのご飯とおかず、それとプラスチックのスプーンが入っています。実際は屈強な自衛隊員がこんなちょっとで足りるはずもなく、ご飯もう一パックに副菜や漬物のパックもついてくるようです。

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 レンジでチンして(戦場では湯煎)いざ実食。味は極めて良好、というかごく普通のお惣菜とパックごはんです。ちょっとだけ味付けが濃いめかな? いずれにせよこれなら食事面でストレスを感じることはなさそうです。

 久々に長文の記事でしたね。ではまた。

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